定年退職前に人間ドックを受けるべき!
生活習慣病の糖尿病やがんなども受給対象
定年退職が近い人は有給休暇をとってでも退職前に人間ドックを受診するべきです。
いきなり偉そうに何を言う!?
と思われるかもしれませんが、その理由は、在職中に自覚症状のない隠れた病の危険が見つかった場合に再検査になれば、その再検査日が「初診日」になるからです。
在職中に「初診日」を作っておけば、定年後に病気が悪化し、基準の障害状態に達した場合、障害厚生年金が支給されます。
別記事でも記載しましたが、「在職中の初診日」は、退職後もずっと有効です。
例えば生活習慣病の傾向があり、少しでも糖尿病の疑いがあるなら、「在職中に初診日」という事実を作っておかなければ、退職後、障害厚生年金の障害基準3級の受給につながりません。
仮に、退職前に腎臓を悪くして治療を開始したが、退職後に悪化して人工透析を受けはじめると、3か月後から障害年金の2級に該当します。もし、在職中に初診日がなければ、障害基礎年金だけで、障害厚生年金はもらえません。
このように完治に時間がかかる疾患もしくは一生治療を続けないといけない疾患は特に障害厚生年金から受ける恩恵が大きい!
是非、在職中に人間ドックを受けて自覚症状のない病を洗い出して「初診日」を作っておくべきです。
高額に思える「人間ドック」ですが、なるべく検査費用をおさえて、納得のいく検査をしたいと誰もが思います。
残念な話ですが、ただ安いだけで健康診断に毛が生えたような薄い検査を行っている施設も存在するようです。これでは「人間ドック」の意味がありませんね。
以下のサイトでは「人間ドック」を安く受診できる方法や検査内容がわかりやすく紹介されています。